家計の放送・通信サービスへの支出動向

日本経済新聞2007年2月20日(火)朝刊5面に掲載されていた記事からの引用。

 総務省の家計調査によれば、2人以上の勤労者世帯の消費支出のうち、放送受信料や固定・携帯電話料、インターネット接続料を合わせた放送・通信サービスへの支出は05年で年間約15万8千円。CATVやインターネット、携帯などの登場で1985年からの20年間で2.3倍に増え、家計の消費支出全体に占める比率も2.1%から4.4%に高まった。

 NHKの受信料は衛星放送を含め消費税込みで月2,340円、年2万8,800円(訪問集金、2ヶ月払い)。不祥事を機にした受信料不払いの拡大は多様なメディアが登場、負担感が高まる中での消費者側の取捨選択の結果ともいえる。